顔を触る心理になる人を見ていると、自分が普段はしないことなので不思議な気持ちになるケースも。
どのような理由から、顔を触る心理になるのでしょうか。その仕草の意味を知ることにより、相手の思いが分かる場合もあります。
今回は顔を触る心理について、詳しくお伝えしていきますので参考にしてみてください。
顔を触る心理になる理由
顔を触る心理になる理由については、親しくなりたい相手の場合は把握しておきたいところです。いくつかの理由について一緒に見ていきましょう。
頬に手を当てるのは本音を隠したい
デートなどで対面して話をしている時に、相手が頬に手を当てる場面がありますよね。片方の手を頬に当てる場合は、次に何を話したらいいのか悩んでいる状態の可能性もあります。
そして両方の手で頬を触る心理になる時には、自分の本音を隠したい気持ちが関係しているケースもあるでしょう。もしそのまま話し始めてしまうと、本音をつい言ってしまいそうなので自分をセーブしたい気持ちがあるのです。
例えば相手のことを好きな気持ちがあっても、今はまだ伝えるべき時期ではないと考え、他の話題を出すようにしていることもあるでしょう。
唇を触るのは不安を感じている
女性が唇を触る心理になるのは、男性の態度や接し方に対して不安を感じている可能性もあるでしょう。何となく素っ気ないような返し方だな…と思うと、それに対して理由を聞きたくなることも。
でも勇気がなく聞けないので、唇を触ることにより自分の気持ちを紛らわせているのです。リップを塗っている場合には、そのことを気にしているふりをして、男性の様子をチラッと見るケースもあるかもしれません。
そして男性が唇に触れる場合は、相手の女性に対して「自分と一緒にいて楽しいと思ってくれているのだろうか」と自信が持てない状態なのでしょう。
鼻を触るのは自慢したい思いがある
話をしている時に、鼻を触る仕草をする異性もいますよね。今は相手の話を聞く時間なのですが、タイミングを見て自分の話に切り替えたいと考えているのです。
そしてそれは自慢話の可能性もあり、エピソードの内容について考えているケースもあるでしょう。いずれにしても機嫌がよい状態なので、笑顔でいる場合が多いです。
元々自分に自信があり、魅力的な存在だと確信しているタイプの人は、鼻を触る心理になりやすいと言えるでしょう。
耳たぶを触るのは気分転換したいから
耳たぶは比較的温度が低いということを把握している人は、今の環境に退屈しているので、状況を変えたい思いになっているのでしょう。逆にとても高揚していて、少し自分を落ち着かせたいという時にも耳たぶを触ることもあるのです。
気分を変える方法は人により様々ですが、やりとりをしている相手が耳たぶを触っている姿を見た時は、今の状態を変えたいのかもしれないと理解をすることが求められるでしょう。
顔を触る心理になりやすい人とは
接している中で、顔を触る心理になりやすいんだなと相手に対して気づくこともあるでしょう。どのようなタイプの人がこの心理になりやすいのでしょうか。
動揺しやすい
特に異性の前では動揺してしまうタイプの人は、それを隠したいという思いになりがちです。このため顔を触ることにより、少しでも落ち着きたいと考えているのでしょう。
気になる相手や好きな人の前では、落ち着いていて堂々とした自分を見せたいという気持ちがあることも。
恋愛のアプローチが得意
どのような仕草をすれば、自分の魅力的に見せられるのか分かっているタイプの人もいます。例えば「女性らしさを感じさせたい時には、この仕草をすればいい」と把握をしている人も。
上目遣いをしたり、髪を耳にかけたりする仕草によって、男性がドキッとすることもありますよね。両手で頬を触ることにより、可愛らしさをアピールできると思っている可能性もあるのです。男性の場合も、同じように自己アピールが得意な人が多いでしょう。
気にかけてほしい思いが強い
普段とは違う行動をすることで、相手が自分を気にかけてくれる場合もありますよね。できれば自分のことを構ってほしいと思うタイプの人は、顔を触る心理になりやすいのです。
「今日はいつもと違うな」と相手に思われるために、自分なりに工夫をしている可能性もあるでしょう。実際に気にかけてくれると嬉しい気持ちになり、笑顔になって対応することができる場面もあるかもしれません。
習慣や癖が直しにくい
人から見ると「今はその仕草をしない方がいいのに…」と思うとしてもついしてしまうのは、習慣や癖になっているからでしょう。親しい相手から「それはちょっとやめた方がいいかも…」と言われることもあるかもしれません。
でも実際に自分で直そうとしても、習慣や癖を直せないタイプの人は案外多いのです。このため顔を触る心理についても、同じように言えるでしょう。
顔を触る心理になる人との理想的な接し方
顔を触る心理になる人とは、どう接したらよいのか悩む場面も。いくつかの理想的な接し方についてお伝えしていきます。
「どうしたの?」と聞いてみる
相手が何らかのサインを出しているケースもあるので、相手に「今日は何かあったの?」のように聞いてあげるのもひとつの方法でしょう。
そうすると本音を話してくれる場合もあるのです。もしくはそれでも何かを隠しているように見えることも。
少し怪しいと思う場合は、その時には特に触れずに後からLINEなどで「何か僕に言っていないことがあるんじゃない?」と聞いてみるようにするとよいでしょう。
同じ仕草をする
相手と同じ仕草をすることで、親しくなりやすい場合があります。これをミラーリングと言って、恋愛だけではなくビジネスにおいても使っている人も。
実際に相手と同じように顔のパーツを触るようにすることで、親近感を与えることができる場合もあるのです。
でもわざとらしくなってしまうと、距離を置かれてしまうので加減については気をつけるようにしたいですね。
相手の話をより丁寧に聞く
退屈だと感じている可能性もあるので、相手の話を丁寧に聞くようにしたり、明るい話題を出すように努力をしたりしましょう。
話していて楽しいと思えると、顔を触らなくなるケースもあるのです。退屈そうに見える時には、他にも頬杖をついたり窓の外を見たりする人が多いので、気持ちが分かりやすいことも。
内面について理解する努力をする
相手の内面をより理解することにより、なぜ顔を触っているのかがすぐに分かるようになることもあるのです。
性格や人柄を把握すると、親しくなれる可能性も高くなるでしょう。早く仲良くなりたい相手だと思う場合には、色々と質問をして相手のことを知っていくようにしてみましょう。
そして好きそうな話題を出すことにより、会話が楽しいと思われるため本音を話してくれやすくなるのです。
顔を触る心理になる人の思いには複雑な時も
顔を触る心理になる人を見て、特に深い意味がないように感じるかもしれません。でも実際には、こちらに伝えたいサインの場合もあるのです。
このため複雑な思いを抱えているのでは…と感じる時には、「僕でよかったら何でも話してほしい」と真剣に伝える時も必要でしょう。
「この人になら打ち明けてみようかな…」と思ってもらうためには、包容力があるように見せることも大切なのです。
顔を触る心理になっているということに対して、どのような本音が隠されているのかは、少し深く話をしてみた方が分かりやすくなるケースもあるでしょう。