結婚を反対する心理に親や友人がなるケースもあります。それにはどのような考え方が関係しているのでしょうか。今回はこの思いについて詳しくお伝えしていきますので、今後の参考にしてみてください。
結婚を反対する親の心理
結婚したい相手がいると伝えた時に、親が反対してくるケースもあるでしょう。その時の親の心理について詳しくご説明していきましょう。
相手の家族と合わないように感じる
結婚をする前に、お互いの親と自分たちで一緒に会う機会があることも。この時に会話が弾まなかったり、感覚の違いを感じたりすることもあるかもしれません。
このため親としては、もっと自分たちと合いそうな親を持つ人と結婚してほしい思いを持つケースも。
「結婚後にあの親御さんとうまくやっていけるかどうか自信がない…」と不安を持っているのかもしれません。
でもこれについては、一度やりとりをしただけでは分からない面も多く、会う回数を重ねたり相手の親のよい面について話したりすることにより、状況が変わってくる場合もあるのです。
結婚をするには早いように思う
まだ息子や娘の年齢が若いので、結婚には早いのでは…と思い結婚を反対する親もいるでしょう。
例えば息子を持つ母親が、25歳にて結婚をしたいと言ってきた時には「まだ会社に入ってから3年しか経っていないのに大丈夫なの?」と聞くこともあるでしょう。
もう少し社会経験を積んで、家族を養えるような状態になるまで結婚は待った方がいいと考える親もいるのです。
相手の職業や年齢が気になる
自分の娘が「この人と結婚したいの」と連れてきた男性の職業を聞いて、とても不安定だと感じる親もいるでしょう。
年齢についても、自分の娘よりもかなり年上や年下のケースでも、親としては不安を感じることが多いのです。
できれば安定した職業の男性と結婚してほしいという親なりの思いがあるのでしょう。そして年齢についても将来娘が困らないようにと考えて、あまり年の離れた相手を選ばないでほしいと思い、結婚を反対する心理になることもあるのです。
結婚を反対する友人の心理
友人に「結婚したい相手がいる」と報告した時に、実際にその人を紹介する場面もありますよね。その場では何も言わなくても、後から「あの人とは合わないと思う」と言われてしまう場合もあるでしょう。このような時の友人の心理についても知っておくようにすることが必要です。
釣り合わないように感じる
例えば女性の容姿がとても整っていて、学歴も高いいわゆるハイスペックな人の場合、男性が定職に就いていなかったり外見も「どこに魅力を感じたのか分からない」と感じるようなものだったりすると、この二人は釣り合わないという思いを持つことも。
「○○ちゃんならもっといい人がいるはずよ」のように、友人として伝えたくなることもあるかもしれません。
逆に男性のスペックが高すぎて、結婚後に辛い思いをするのでは…と心配して、友人が結婚を反対する心理になることもあるのです。
焦っているように見える
結婚したいという思いを強く持ちすぎていて、焦っているように見えるので「もう少し落ち着いた方がいい」と友人が思う場合もあるのです。
ある程度時間をかけて相手を知っていったうえで結婚を決めた方がいいのでは…と、友人としては思うのでしょう。
実際に結婚に対して焦りを感じると、冷静な判断ができなくなることもあるため、後から「もう少しきちんと考えればよかった」と思うこともあるかもしれません。
人の意見を聞かないので心配
自分の考えを通すタイプの人だと分かっているので、反対をしても無駄かもしれない…と友人が思うこともありますよね。
それでも幸せになってほしい気持ちがあるので、結婚を反対する心理になるのです。でもなぜそう思うのかについて納得してもらう必要があるため、時間をかけて説得をしようとするケースも。
これに対して聞いているのを面倒だと感じて、友人が反対をしても自分の考えを貫こうとすることもあるでしょう。
結婚を反対する心理に周りがなっている時には
結婚を反対する人が周りに多い…と感じると、つい意地になってしまう人もいるでしょう。でも親に対しては特にこれから先に、色々と教わる内容やサポートをお願いすることもあるはずです。では、これからはどのような行動の仕方をするのが理想的なのでしょうか。
結婚を決めた理由を伝える
自分がなぜこの人との結婚を決めたのか、気持ちを整理したうえで伝えるようにすることが大切です。
それについてきちんと説明をすることができれば、結婚に対して反対をしていた人でも賛成をしてくれるようになるかもしれません。
まだ伝えきれていない相手の長所やよい面などについても、この機会に周りに話すようにしてみたいですね。それにより反応が変わってくることもあるのです。
勢いで結婚を決めない
勢いで結婚を決めることにより、結果として周りを巻き込んでしまうリスクがあるでしょう。このためできるだけよく考えて、自分を客観視したうえで結婚を決めていくことが必要になります。
衝動的な行動をすることで、後悔をすることにはなりたくないもの。このため反対する人の思いについても把握をした状態で、結婚したい相手と再度話をするようにしてみましょう。
少し時間をかけるようにする
知り合って間もない相手の場合には、まだ相手のことを理解していない面が多いかもしれません。
このため少し時間をかけるようにして、相手を知っていくようにしてみましょう。そうすると今までに知らなかったよい面、そうではない面についても見ることができることも。このうえで反対をする人の心理について、納得できるケースもあるのです。
結婚を反対する心理の本音とは
結婚を反対する心理については、本音が隠れていることもあります。こちらの内容についても詳しくお伝えしていきましょう。
独身の友人であれば羨ましい場合も
独身の友人に結婚の報告をして反対をされた場合には、羨ましいという思いや先を越されたくない気持ちが関係している可能性があります。
このため本当は祝福したいのですが、それができない場合もあるかもしれません。このことについては、友人と深く話すと分かることもあるでしょう。
親の場合は寂しい気持ちがあることも
親の場合は寂しいと感じるので、結婚に反対をする心理になる場合があります。まだ独身のままでいてほしいと考えるので、つい反対をしてしまったと後から連絡があるケースも。
このためその気持ちについてもできれば理解をしたうえで、親のことも大切にしていきたい思いを伝えることが重要でしょう。
結婚に向いているかどうか不安を感じる
親から見ると自分の子供が結婚に向いているのか、不安に感じることがあるかもしれません。そして既婚者の友人から見ても、同じように思うことも。
でも実際には結婚してみないと分からない場合もあるのです。結婚をしてみると実は案外家事が得意だったり、仕事との両立についても可能なタイプだったりするかもしれません。
結婚を反対する心理には様々なものがあることを理解しよう!
結婚を反対する心理については、様々なものがあることを理解しておきたいですね。このため反対する理由についても、改めて深く聞いてみることが必要です。
このうえで今後の行動の仕方を決めていくようにしましょう。反対されたからといって、親や友人との距離を自分から作るようにせずに、落ち着いて考えていくことが大切です。