腰に手を当てる心理になる人に対しては、威嚇されているように感じることもありますよね。でもそれ以外にも様々な思いが隠れているのです。

今回は腰に手を当てる心理について理解をすることで、今後の接し方に役立ててみてください。

 

腰に手を当てる心理になるのはどんな時?

腰に手を当てる心理になるのは、どのような時が多いのでしょうか。いくつかのケースについて見ていきましょう。

 

自分の考えを伝えたい

「これから自分の考えを聞いてほしい」というような時には、気合いを入れるために腰に手を当てる心理になる場合があります。例えば職場などで多くの人の前で意見を伝える場面では、より遠くにいる人まで声を届けたい気持ちになることも。

自分では意識していなくても、しっかりと自分の意見を伝えたい思いがあるため、自分に活を入れるためにも腰に手を当てる心理になるケースがあるのです。

 

近づいてほしくない

少し距離を保ちたい相手に対して、腰に手を当てるポーズをとることで近寄りにくさを感じてほしいと思っているのです。腕を組む心理になる場合も同じように、相手に心を許していない可能性があるでしょう。

もっと近くで話したいと仮に相手が思ったとしても、「これでは近寄りにくいな…」と引いてしまうことになるのです。でもこれからも親しくしていきたいという相手に対しては、特にこのような仕草はしないことが多いでしょう。

 

努力をしたい思いがある

これから仕事を頑張るというような時には、つい無意識のうちに「よし、頑張るぞ!」と口にしてしまうことがありますよね。でも周りに人がいると、それができないと思うケースは多いもの。

このため一度仕事について整理するために、優先順位などをチェックしながら腰に手を当てる心理になることは多いのです。「これから自分は仕事モードに入る」という時の行動と言えるでしょう。

 

魅力をアピールしたい

例えば自分のスタイルに自信がある女性は、体のラインが分かりやすいような服を着ることもありますよね。この時に腰に手を当てると、よりボディラインが美しく見えると自分でも理解しているのです。

逆にスーツ姿の男性が腰に手を当てることにより、仕事のできる男性のように思われる可能性もあるでしょう。いずれにしても、自分はとても魅力的だということを周りの人にアピールしたいため、行う仕草の場合もあるのです。

 

腰に手を当てる心理になる人の性格や人柄

腰に手を当てる心理になる人の本音とは?今後の接し方について周りによく腰に手を当てる心理になる人がいるとしたら、習慣や癖なのかな…と気になる場合もありますよね。実際には性格や人柄が関係していることもあるのです。

どのようなタイプの人がよく腰に手を当てるのかについて、詳しくお伝えしていきましょう。

 

努力家

普段から向上心を持って、今の自分よりもレベルアップしたいと思っている人もいます。このタイプの人は、これから頑張ろうという時に何らかの仕草をする可能性もあるでしょう。

自分に対して気合いを入れたいという気持ちが強いため、それをしなければ何となくやる気が起きないというケースも。自分の中で習慣化しているので、それを今更直せないタイプの可能性もあるのです。

「これから努力をして仕事を仕上げたい」というような時に腰に手を当てる心理が働くのは、真面目で頑張り屋の性格だからなのかもしれません。

 

イライラしやすい

人と話をしていて、相手の話し方がとてものんびりしているとイライラしてしまうこともあるでしょう。特に急いでいる時は「用件を早く言ってほしい」と思い、腰に手を当てる心理になるケースも。

相手としては少し威圧されたように感じるので、「不快にさせているのかも…」と気づく場合もあるでしょう。せっかちな性格なので、自分のペースについてこられない相手に対しては苛立ちを覚えてしまうこともあるのです。

この場合は、相手に対して厳しい言葉を伝えるのではなく、関係性を保つためにも仕草にてサインを出そうとしている可能性もあるでしょう。

 

人から注目されたい

できれば目立つ存在になりたいという思いがある人は、周りから影が薄いと思われたくない気持ちがあるのです。このため普段から身なりにも気を使っていて、清潔感を与えることを意識しているのでしょう。

いつも当然のように腰に手を当てるのではなく、ここぞという時にその仕草を見せることで、相手としてはドキッとする場合もあるはず。このため異性からも注目されたり、「他の人とは違う気がする」と興味を持たれたりするケースもあるのです。

少し目立つ行動をすることにより、自然に人から気にかけてもらえることも増えるでしょう。そう信じているため、腰に手を当てることで注目される存在になりたいと考えているのです。

 

腰に手を当てる心理になる人への対応の仕方

腰に手を当てる心理になる人の本音とは?今後の接し方について腰に手を当てる心理になる人へは、どう接したらよいのでしょうか。対応の仕方を把握することで親しくなれる可能性もあるのです。

 

穏やかな対応を心がける

相手が苛立ちを覚えている可能性もあるので、こちらとしてはできるだけ穏やかに接するように意識してみましょう。

早口で話してくるとしたら、のんびりと答えるのではなく、ある程度スピードを合わせるようにするのもよいかもしれません。

でもここでお互いに論じ合えればいいのですが、ただ早口で話して喧嘩のようになってしまうのは避けたいところ。

このためできるだけ論理立てて話すように心がけることが必要になるでしょう。

 

相手の目を見て話を聞く

相手がまっすぐに見つめてくると、緊張して目を合わせにくいことも。でもここで動揺をせずに、できるだけ目を見て話を聞くようにしたいですね。

そうすることで、真剣に話を聞いていることをアピールできる場合があるのです。逆に目を見ずに聞いてしまうと、相手の機嫌を損ねてしまうかもしれません。

お互いに視線を合わせることにより、心が通じ合える場合もあるため、少し勇気を出すように意識してみましょう。

 

すぐに相手を否定しない

相手の考え方が自分とは全然違うと思っても、すぐに否定をしないことが大切です。腰に手を当てる心理になる人は、自分の意見を貫きたい傾向にあるでしょう。

このため否定されることにより、更にヒートアップしてしまう可能性があるのです。そうすると収集がつかなくなり、お互いに分かり合えないと感じて距離ができてしまうケースも。

このため否定から入るのではなく、相手の意見や考えが違っても、それを認められる広い心や余裕を持つことが理想的ですね。

 

話を聞いてから自分の考えを伝える

相手の話をしっかりと聞いて受け止めてから、自分の考えを伝えるようにしましょう。話を遮ったり、相手をすぐに否定したりすることにより「この人は自分とは合わない」と思われてしまうかもしれません。

でも丁寧に話を聞いたうえで、自分の意見を穏やかに伝えるようにすると「なるほど。そういう意見も斬新でいいかもしれない」と相手が思いやすくなるのです。このため自然に距離が縮まり、安心感を与えることもできるようになるでしょう。

 

腰に手を当てる心理になる人とは案外接しやすいことも

威嚇や威圧のように感じるので、最初は戸惑う場面もあるかもしれません。でもそうではなく案外分かりやすい性格だと、少し話すことにより気づくケースもあるのです。

表面だけで相手を判断せずに、内面についても少し時間をかけて知っていくようにすることが重要でしょう。

話す機会を増やすことにより、自分と相性がいいと分かる可能性も十分にあるのです。

 

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